トラクション方式のエレベーターで、主索ロープを駆動する綱車をいう。
一般に鋳鉄製で、使用するロープに適応した溝が機械加工される。
建築基準法施工令第129条の4においては、綱車の直径は原則として主索の直径の40倍以上であること、及び地震などの振動で主索が外れないようにすることが定められている。
駆動綱車に設けられるロープ溝には、U溝、V溝、アンダーカット溝などがあり、それぞれの特性と、用途に応じ適切なものが選択される。
駆動綱車は、駆動電動機の出力軸に直接取付けられる「歯車なし式」と、原則歯車を介して取付けられる「歯車式」がある。
トラクション式、トラクション能力
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